TOB(NTTドコモ)単元未満なのでネオモバで売り注文できない

投資

わたしは高配当株投資を2019年8月からおこなっています。

SBIネオモバイル証券(通称 ネオモバ)を利用しております。

そのネオモバで運用しているNTTドコモ株が売り注文が出来ませんでした。

(内容に誤りがある場合がありますので、必ずご自身で公式HPなどのご確認をお願いします。)

NTTによるNTTドコモへの公開買付け

NTT

9月29日に、NTTが子会社NTTドコモを完全子会社とするために9月30日からTOBを実施すると発表しました。

わたしは配当狙いで購入していたので、しばらくは売却する予定はありませんでした。

けれども、完全子会社化とのことで全ての株式を買い取るようなので、今回は仕方ないですね。

TOB価格は1株当たり3900円と、9月28日終値2775円からすると、かなりの高値です。

持っていたNTTドコモの株数は?

ネオモバ ポートフォリオより

持っているNTTドコモ株は5株でした。

少しずつ購入していました。

TOBされるのであれば、もっとたくさん株を買っておけばよかったと思います。

SBIネオモバイル証券の良いところは1株ずつ購入できるので、少額で株式投資が始められる事です。

まあ、株を買っていただけでもラッキーと思いましょう。

平均取得単価は?

ネオモバ ポートフォリオより

5株の平均取得単は2840円でした。

3900円でTOBされるので、当然利益が出ます。

評価損益は?

ネオモバ ポートフォリオより

10月2日の終値3878円で、5190円の評価益です。

評価損益率は36.55%です。

SBIネオモバイル証券で売り注文を入れてみるけれど

SBIネオモバイル証券で売り注文を入れてみます。

ネオモバ 売り注文画面

「当該銘柄のS株(単元未満株)のご注文は受付できません」との表示がされました。

右上にある「!取引注意情報」をクリックして確認してみました。

ネオモバHPより

監理銘柄はS株(単元未満株)はお取引きできませんとの表記があります。

つまり、100株未満の株は取引きしてくれない状態のようです。

では、どうすればよいのか?

SBI証券(旧:SBIネオモバイル証券)
SBIネオモバイル証券はSBI証券と経営統合(合併)しました

ネオモバにNTTドコモに関するお知らせに方法が3つ記載されていました。

方法① 上場廃止まで保有を続ける(手続き等をせず、金銭交付を受ける)

上場廃止後、口座管理(ポートフォリオ)から残高は抹消されるようです。

NTTより公開買付価格と同額の金額が交付されるようです。

方法② S株(単元未満株)の買取請求

SBIネオモバイル証券を通じて、株主名簿管理人である三菱UFJ信託銀行に買い取ってもらいます。

ただし、インターネットによる請求は出来ません。

単元未満株式買取請求取次依頼書に記入の上、郵送にて対応してもらえます。

さらに手数料として500円(税抜)がかかります。

方法③ 公開買付に参加する

公開買付代理人の証券口座が必要です。(今回は三菱UFJモルガン・スタンレー証券)

SBIネオモバイル証券より移管したうえで、株を売却する流れです。

何もせずに放置することに

3つの方法を示されましたが、方法①上場廃止まで保有続けるを選択しました。

急いで現金が必要な場合には、他の方法も検討しても良いかもしれません。

今回に関しては、それ以外のメリットは無いと思います。

こんな状況は初めての事なので、今後どのようになるのか楽しみに待っておきます。

ネオモバのデメリット

ネオモバはTポイントで投資が出来るのと、少額から株式投資が出来ることに魅力を感じて始めました。

監理銘柄になると単元未満株の取引きが出来ないことは知りませんでした。

今回のNTTによるNTTドコモへのTOBを経験してデメリットがある事が分かりました。

しかしながら、少額投資でありながら分散投資が出来るので、今後も少しずつ投資をしていこうと思っています。

(10月13日追記)TOBの案内が届きました

NTTドコモTOB案内

封書でTOBの案内が届きましたので、ざっと目を通しました。

公開買付に応募しない場合、NTTドコモ株の普通株式はどうなるかについて記載されていました。

NTTが保有するNTTドコモの議決権割合が90%以上かどうかで、方法が異なるようです。

90%以上の場合、NTTはNTTドコモの株主全員に対し、株式全部をTOB価格で売り渡すことを請求。

90%未満の場合、NTTドコモの株式併合によって、1株未満へとなり、その代金が付与される。

どちらにしても、強制的に買い取られていくことに変わりないですね。

まとめ

NTTによるNTTドコモに対するTOBが行わています。

それにより監理銘柄となり、SBIネオモバイル証券で持っている単元未満株の売却が出来なくなっています。

上場廃止まで保有を続けることで、NTTがTOB価格で買付してくれるので、放置することにしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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